久保田晃弘+畠中実 編『メディア・アート原論』
メディア・アートとは「メディアとは何か」ということを自己言及的に問い続けるもの
メディアが表現を生み出していく
メディアによって表現が引き出されていく
そうじゃないものある
原論のねらいは、それらを統べる軸を提示すること
自分が久保田さんの影響を強く受けていることもあり、納得できる部分が多い
脱ロマン主義、脱人間中心主義は自分が数学に惹かれている理由と近いかも知れない 久保田さんは「10行でいいからコードを書いてほしい」という
これを「コードを書かない奴は駄目」みたいな解釈をしてしまう人を見かけたが、そういうことではない
コードを書くことで得られる洞察
ソースコードがあり、コンパイラやインタプリタがあり、実行されるという構造
思うように動かない、書いた通りに動く
githubなどの文化
機械によって人間のあり方が変わる
自然言語においても、母語以外の言語を読み書きできるとアクセスできる情報が増える
その言語ならではの表現、世界観がある